7/27/2022

クレージー黄金作戦

初めて観たクレージーキャッツのミュージカルはすーっごく楽しかった。なにこのゴージャスさ!?

自分の知ってる水道橋は後楽園の競輪場はとっくになくなっていたけれど、後楽橋からドーム方面へ振り返れば今でもあの場所に残ってる「土金」看板。知るはずのない懐かしき昭和の東京景色に思わず「あ!」と声が出る。

昭和の時代というとひとくくりには長すぎるだろうけれどオリンピック向けの大改造から1960年代半ば、70年代入ってのまさに高度成長期はイケイケどんどん&大きいことはいいことだ♪の時代。ラスベガスの大通りを通行止めにしてカネだカネだよキンキラキンのキン♪マーチってこっぱずかしすぎるけどすごすぎる。それだけガツガツした勢いがあった時代なのだ。さすが東宝創立35周年大作!

2時間半の超大作はエネルギーも消耗したげど、ここ最近ごぶさたしてるまさに元気をもらってしまって未だに頭の中がキンキラキンのキンなのであった。が、ふと我に返って思う。
日本はふたたびこんなに元気になれる日が来るのかしら…

監督:坪島孝 1967年製作
出演:植木等、ハナ肇、谷啓、浜美枝、園まり、犬塚弘、桜井センリ、石橋エータロー、安田信
@国立映画アーカイブ 7/23鑑賞
東宝の90年 モダンと革新の映画史(1)



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