公開時以来の再見
組織への借金返済のため開発間もない特効薬ワクチンを盗み出そうとする窃盗グループに亡くなった父親の代わりに誘われたアレックス。人生を変えるためにも金が必要と考えたアレックスはガールフレンドに別れを告げ仲間に合流するが、リーダー、マルクの若い恋人アンナに一目惚れしてしまう。
まさにボーイ・ミーツ・ガール再び。初めて見た時は謎のウイルスが蔓延する世紀末的な暗い世を舞台に多くを占める夜の場面の中の鮮やかさと、それぞれ違った形で疾走する若い3人の姿ばかり強く印象に残っていたけれど、お話も意外と正当路線だったことに改めて気づくなど。今観ても鮮烈で苦しいほどに切ない。しっとりフランス映画女優らしいこの頃のビノシュの佇まいが好きだったし、ジュリー・デルピーもとてもかわいかったよね。
原題:Mauvais Sang 監督:レオス・カラックス 1986年製作
出演:ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ、ミシェル・ピコリ、ジュリー・デルピー
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