初めて海を見に行く少年たち。フランスからやって来た積極的な女性に惹かれる無口な羊飼いの青年。妹の結婚式で帰郷するシスター。人生の終わりが近づいている老人らサルディーニャ島に暮らす人々の生活が春夏秋冬の4部構成で穏やかに描かれます。個々のエピソードのくすっと笑える箇所だったり、美しい自然がカメラーワークで堪能できるなど決して派手な作品ではない小品という感じですが、結構気に入ってしまいました。最後のおじいちゃんのパートはどこなくフェリーニであったり、ちょっと東欧チックな監督の雰囲気を思い出しました。
原題:Ballo a tre passi 監督:サルヴァトーレ・メレウ 2003年製作
出演:ヤエル・アベカシス、ミケーレ・カルボーニ、ジャンパオロ・ロッド ほか
@イタリア映画祭2005(2005.4.29~2005.5.4)にて
0 件のコメント:
コメントを投稿
(※営利目的、表題に無関係な主義主張・勧誘のコメントは削除します。ご理解ください)