ひとり息子を通学バスに乗せたあと突然男たちによって連れ去られ屋根裏部屋に監禁される生物教師のジェシカ。男にとあるものの隠し場所を尋ねられてもなんの身に覚えもない彼女。男は屋根裏に設置されていた電話の子機を粉々に壊して立ち去るが、ジェシカは外部へ助けを求めようとすがる思いで壊れた部品を手にする。ようやくつながったのは軟派な青年ライアンの携帯。はじめは話に取り合わないライアンは部屋に戻ってきた男とジェシカの息子を誘拐するというやりとりを耳にし、初めて彼女の話が作り話ではないと知る。果たしてライアンはジェシカの一家を救うことが出来るのか。
わずか2週間ほどの限定公開作品。お話自体に突っ込み入れようと思えばいれられると思うけど(例えば電話は壊すだけじゃつながるかもって発想しないかなぁ、あれぐらいのレベルの犯人なら普通…とか)それはおいといて、顔の見えない見知らぬ同士の二人が困難をくぐり抜け事件を解決しようとする物語はオーソドックスといえばそうなんですが、適度に緊張感もあって見入ってしまいました。上映時間が90分ぐらいとお手頃なのも○。
わたしにとってのスクリーミング・クイーンのキム姐さんはちょっと枯れたとはいえきれいだし、W・H・メイシーは珍しく?体を張ったアクション披露するなど定年間近の正義の老警官をうまーく演じてました。あとはライアン役のC・エヴァンスくんは初めてみたのですけれど売り出し中の若手俳優なのかな。上半身はだけで出てくる登場シーンはいかにも軟派な西海岸の青年って感じであんましそそられませんでしたけれど、物語進むに連れていい感じに見えました。終わりの方でフードかぶってる横顔はたしかにちょっとトム・クルーズっぽいかもしれません。これから注目という感じでしょうかね。
原題:CELLULAR 監督:デヴィッド・R・エリス 2004年製作
出演:キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス、ジェイソン・ステイサム、ウィリアム・H・メイシー
@日比谷映画
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