「攻殻機動隊」などのアニメーションで知られる押井守がポーランドで撮影した実写作品。CG使用がかなり話題になりました。イメージは「バンカー・パレス・ホテル」「ティコ・ムーン」のエンキ・ビラルと「マトリックス」を足して二で割ったような感じですが、どっちかといえばエンキ・ビラルみたい。セピアの色もきれいだし、雰囲気は結構好きだったのですけれども、所々の「間」が妙に長い。劇画の間というのか。それプラス荘厳な「アヴァロン」のテーマ曲のオペラがかぶったりすると、すっかり気持ちよくて…。一瞬気を失っていました。すみません。自分が試写で見たときは結構初号に近かったのもあって大盛況&年齢層高いお偉い層も会場の大半を占めていましたが、あちこちZZZ。電脳系には無理のある人々だったかもしれません。
主演のM・フォレムニャックはその後、ハーレイ・ジョエル・オスメントくん出演で第2次大戦中にポーランドの農村でのユダヤ人迫害を描く「ぼくの神さま」にもハーレイくんをかくまう家の奥さん役で出てました。( '01)
英題:Avalon Dir : 押井 守 ('00)
出演:マウゴジャータ・フォレムニャック、ヴァディスワフ・コヴァルスキ、イエジ・グデイコ
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