というわけでとくに台詞と流れ重視な2作と言っていいかもしれない新作2本のあとに『寝ても覚めても』を戻って観たわけですけれど
翻弄される亮平は本当にいいやつだし気の毒だけど麦みたいな男も悪気があるわけじゃないんだよね。大切な人を傷つけてしまうほど大いに迷ってしまう朝子の気持ちは責めたくない。のちの2本とはまた違った空気があってこれもとても好きだった。というか、自分の中の女子目線(!)からしたら3作品の中ではいちばんこれがはまったというか、切なさにグッときたかもしれない。
そういえばこれまたメインタイトル出てくるまでに結構な時間があって、ああいう感じなのか、と今更ながら思ったりもした。
次の濱口監督の作風がどんな風になるのかちょっと楽しみ。
英語タイトル:Asako I &II 監督:濱口竜介 2018年製作
出演:唐田えりか、東出昌大、伊藤沙莉、瀬戸康史
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