今年のアカデミー賞でアンソニー・ホプキンスが主演男優賞を獲得した作品。
オープニングで「コックと泥棒、その妻と愛人」のマイケル・ナイマンのあの曲で「コック〜」同様オリヴィア・扮する娘が横移動で歩道をずんずん歩いていくところから不穏な雰囲気を感じさせられたのだけれど、物語の展開もとても不穏なミステリー然として進んでいく。
ロンドンの自宅フラットで悠々自適な一人暮らしを楽しんでいるようにみえるアンソニーは、娘のアンが見つけてきた介護員を次から次へとクビにしてアンを困らせていたが、ある日アンが恋人とともにパリへ移り住むと告げられる。週末には訪ねて帰ってくるけれどこれまでのように頻繁には会いに来られないのだから、新しい介護員とはうまくやってほしいと懇願され、アンソニーは困惑しつつも自分は一人で大丈夫だと言い張る。
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