2/21/2018

マンハント

  全く身に覚えのない殺人容疑で警察に追われることとなり、その捜査網をかいくぐりながら自らの手で真相を暴こうとする検事と、捜査に加わるうちに事件に裏があることを感じ取る孤高の刑事、という役どころがちょっと変更されて検事が製薬会社の弁護士になっているけれど、大まかな設定は中国で空前の大ヒットを記録したという高倉健と原田芳雄の『君よ 憤怒の河を渉れ』を踏襲したリメイク版。

 第一印象は、大阪のフィルムコミッションがものすごーくがんばったということですかね。たぶん東京ロケじゃこんな風な魅力的で怪しげなアジアン都市には撮れないのじゃないだろうか。そこが一番すごい。

 で、お話の方は…こんな超人ハルクみたいな話だったっけ…?と、、、たぶんジョン・ウーものではかなりキテレツ系の部類に入るのではないのかな、とあまりこの路線を観てない自分でも思ったんだけどどうなのでしょう。とりあえず「鳩の里」の看板には大笑いしましたが。

 で、あまりに気になったので、ずいぶん昔に通しで観たような気がしていたけれど、頭とお尻しか記憶に残っていない『憤怒』もレコーダーに残っていたので観てみた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

(※営利目的、表題に無関係な主義主張・勧誘のコメントは削除します。ご理解ください)

popular posts