5/12/2017

美女と野獣

 「美女と野獣」は前回のアニメバージョンは観ているけれどコクトーやレア・セドゥなど本家フランス版は観たことがないのです。それはそれで問題かもしれないけど、ディズニー版で事足りる気もしてたりして。なんていってはいけないのか。

 とはいっても本作が実写化されると聞いたときには特に大きな感慨もなく、アニメのベルとハーマイオニーってちょっとイメージ違うくない?と思わないでもなく、正直そんなに期待はしていなかったのです。そんな不心得で観たら…とってもすてきだった。

 ミュージカルシーンはこれぞという王道実写ミュージカル。知っているはずのお話展開にもどきどきしたり、そりが合わなかったベルと野獣の心がどんどん近づいていって二人のダンスシーンのロマンチックさにはいつのまにかほろり。あそこでテーマ曲をものすごく上手な歌い手さんが歌い上げるのでなくポットおばさんがああいう感じだから余計に沁みるんですよね。と最後に魔法が解けて、ポットおばさんはじめいろんな面々が元の家臣たちに戻ったときの「あ!」という驚きも楽しかった。そしてベルは、やっぱりハーマイオニーだったけど正義感溢れるひたむきまっすぐなベルのキャラにエマちゃんはピッタリだった。
うん、やっぱりすてき。結構好きな作品でした。

原題:Beauty & The Beast 監督:ビル・コンドン
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ケヴィン・クライン

@TOHOシネマズ渋谷

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