今年最初のライブはビルボードライブへ10ccを聴きにいった。10ccは初めて観る。…とはいってもエリック・スチュワートはもずいぶん前に脱退しているのでオリジナルのメンバーはグレアム・グールドマンだけだけど、ドラム&ギターは往年のツアーメンバーってことでコーラスなんかも昔のままでした。ヒット曲をわりとたくさんやってくれたし、ステージでお客を盛り上げたりする様子も楽しかったし、もちろん観客も盛り上がってました。メインのボーカルは結構若い人だったけど、声がエリックとよく似てましたね。やっぱり、彼らの曲やるならある程度高いキーは歌えてほしいものだし。
だけど、やっぱりもっと現役の時にというか2度目の来日ぐらいの頃にでも観ておくんだったとは思った。それはしょうがないよね。『愛ゆえに』でグレアムがだいぶキー下げて歌ってたけど(でも、あれも元々はエリックでしょ、ボーカル)、紅白で松田聖子がメドレー曲をずいぶんキー下げて歌ってたのとか、思いだしたりもして。あとユーミンも今では荒井由美時代の曲は声にキツいものがあるし、やっぱり失われてしまった二度と帰らないメロディってあるよな、みたいな一抹の寂しさは残ったのでした。でもライブ自体は楽しめたので、出かけてよかった。「I'm not in love」のイントロでフツーに感動したもの。やっぱ、今まで見逃してるバンドはどんな形でも、悔いの残らないように観ておきたいなと改めて思ったり。1/28/2019
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